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乳がん罹患者データ
最近の女性誌やテレビで女性の乳がんの罹患が増えたと報じられております。では調べてみようと思って国立がんセンター発行の統計資料を当たっていましたら、ちょうど相応しいデータが見つかりました。「悪性新生物年齢調整罹患率、主要部位別・年次別(昭和50年〜平成10年)」です。
これは昭和50年(西暦1975年)から平成10年(1998年)の罹患のデータで、食道や胃、結腸,すい臓などの、部位別のがん罹患率を調べてあります。今回は乳がんを初めとする女性特有のがん(悪性新生物)の罹患状況をお伝えします。
まずは乳がんです。データの最初の年である1975年、乳がんの罹患率は人口10万人に対する罹患率は21.7です。つまりは人口10万人に対し21.7人が乳がんに罹患したということで、1万人に2.17人、千人に0.217人の罹患者ということです。
ではこの乳がんの罹患率がどう変わってきたかをお伝えすると、
| 1980年 | 25.2 | |
| 1985年 | 31.9 | |
| 1990年 | 34.1 | |
| 1991年 | 36.9 | |
| 1992年 | 38.8 | |
| 1993年 | 37.9 | |
| 1994年 | 38.0 | |
| 1995年 | 39.8 | |
| 1996年 | 39.2 | |
| 1997年 | 42.3 | |
| 1998年 | 43.6 | となっております。 |
つまりは1975年から1998年の間の23年間で2倍以上の罹患率を伝えております。確かに倍以上の罹患者というのは脅威といっても良いでしょう。
では女性特有の悪性新生物のその他部位での罹患率を見てまいりますと、子宮がんの罹患率は1975年で28.2、それが1998年には16.1です。卵巣がんの罹患率は1975年で4.5、それが1998年で8.3です。卵巣がんも2倍に近い罹患率の上昇を伝えております。
子宮がんが減って、乳がんと卵巣がんが増えるというと、やはり女性が子供を産まなくなったことに原因があるのかな?と、素人考えでそう思いました。
いずれ、その他の部位のがん罹患率を調べてご報告したいと考えております。
AFP215-2006-0097 2月21日
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