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赤ひげ保険相談マガジン

ジョン・レノンと生命保険

連続でお伝えした「入院給付日額はいくらが妥当か?」は如何でしたか?あの配信のためにさまざまなデータを探し、また母の入院で見聞きした経験と、その上での私見も踏まえ、またお読みいただく方への確かな目安となるよう精魂込めて配信いたしました積もりです。その配信を終えて、是非ともこれだけは伝えたいと思ったのが今回の配信内容です。

実を申せば、母ががんになるとは想像もしておりませんでした。何故ならないと思ったか?考えてみると根拠がないのです。

煙草を吸う人に「肺がんになるから、止めたほうがよい」と諭し、お酒を飲む方には「肝臓がんになるから、飲みすぎはよくない」とたしなめる。一般的に普通の人が話すがんと罹患の因果関係とはこの程度のものではないでしょうか?

では煙草も吸わず、お酒も飲まないから母はがんに罹患しないと、短絡的に私が考えていたか?と問われれば、そうではないと私は答えます。確かに煙草を吸わない人と吸う人では、吸う方の罹患のリスクが高くなることは知られていますし、同じことは酒量の大小にも当てはまることでしょう。ですがそれが決定的な因果関係かと問われれば、そうとは言い切れず、現にがん保険の契約の条件に喫煙の有無や酒量の大小は問われておりません。がんの罹患に家系は関係ないこと(HP「がんについて」を参照ください。)、また罹患原因がはっきりしないからこそがんが怖いと認識していたにも関わらず、母はがんに罹患しないと思っていたのです。本当に根拠もなくそう考えていたのです。

「あなたががんにはならないと言ってたから、ならないと信じていたのに。」そう母は言いました。

身内をがんで亡くした経験を持つ者には、がんの罹患は数倍の恐怖を感じます。がん細胞に侵され亡くなっていく姿を間近で経験しているからです。だから罹患した本人が八つ当たりをするのは仕方がないことでした。

では罹患しないと考えていたのは、罹患して欲しくないという願いからだったのか?よくよく考えて見つけた答えは、そうではありませんでした。母ががんに罹患したことがなかったからでした。

「当たり前じゃないか!」と怒られそうですが、突き詰めて考えればそれが一番ふさわしい理由だと思ったのです。

皆さんもそうは思いませんか?

たとえば、「入院給付日額はいくらが妥当か?」の配信をお読みになって、高齢になって長期入院する患者のイメージをご自身、もしくはご家族とダブらせてイメージできた方は少ないと思うのです。一般的に「こうなりたい、こうなったらいいな」というプラスのイメージは持ちやすい。しかし「こうはなりたくない、こうなったら嫌だな」というマイナスのイメージは抱きたくないというのが人間だからです。

私も同じでした。63歳の若さで亡くなった父はまだまだ人生を楽しめたはずです。母にだってもっともっと人生を楽しんで欲しい。そう願っている人間が、どうして「がんで苦しむ」なんていうイメージを抱けますか?

ですが実際に母はがんに罹患いたしました。そうした事実を受けて、生命保険の募集を仕事とする私が、皆さんにこうしたイメージも抱いておいたほうが良いのか?と問われたなら、絶対に抱かないほうがよいと答えます。何故かと問われれば、ネガティブなイメージは決して人を向上させないからです。また私自身ポジティブな人間ですから、ネガティブな言動で人と接したくはないからです。

今まで出会ったお客様に恵まれていたと私は思っております。なぜなら出会ったお客様はみな一様にポジティブな方ばかりだったからです。

多分お読みいただいている読者の方々は、「こうなったら心配だ」と強く思う方が生命保険をすすんで契約なさる方だろうと思われているでしょうが、少なくとも私の出会ったお客様でそうしたイメージを払拭せんがために契約なさった方はおりませんでした。分かったことは、理性です。イメージではなく理性が生命保険の加入を促しているのです。「がんには罹患しない」「病気にはならない」というイメージを抱きつつ、がん保険医療保険に加入する理性は決して矛盾しない。

ジョン・レノンの遺作となったレコード「ダブル・ファンタジー」に息子ショーンに捧げた名曲「ビューティフル・ボーイ」という一曲があります。そこにこんなフレーズがあります。

「Life is what happens to you while you’re busy making another plan」

「人生とは、お前がああしよう、こうしようと計画している最中、突如として、思いも寄らぬ形で現れるものだよ」とでも訳せばよいでしょうか。

ご存知のようにこのアルバムを発売直後、ジョン・レノンは暗殺という形で命を落としました。ジョン・レノンが暗殺で命を落とすなんて本人はもとより、私たちですら夢にも思ったことはありません。ですがこれが現実であり、これが人生でもある。

この配信をお読みになって、「よし、自分の保険を見直してみよう!」と積極的に行動なさる方が一人でも増えればと願っております。その上で「絶対に病気になんかならないぞ!」と意気込みを抱いて欲しいものです。

AFP215-2005-040 3月30日

追伸
今回の配信は、「入院給付日額はいくらが妥当か?」と題して準備していたメルマガに続いて配信しようと考えていたものです。 ただ、そのメルマガの配信は取りやめにいたしました。 「入院給付金はいくらが妥当か?」の当初の目的であった高額療養費制度等のご説明は「入院をシミュレーションする」でお伝えできたからです。そのため、長らくこのメルマガ配信は配信の機会を失っていたのですが、ふと、このメルマガを読み返してみると、この内容には私の願いや思いが凝縮されていると感じました。 読者の方には若干意味の不明な点もあることかと思いますが、それを承知しても、この配信内容は意味あるものと思い、そうさせていただきました。 ご理解いただければ幸いです。

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